アキハスムプロジェクトの取り組み

里山体験移住ツアー2018〈2日目〉

2018/12/07 UP

2日目スタートです。朝ごはんは、秋葉区産の野菜がたっぷり入った具だくさん豚汁と新米ご飯。格別です。

美味しい朝ごはんを作ってくださったNPO法人アキハロハスの方にお別れをし、小須戸地区に向かって出発進行。

今日のご案内役は、小須戸コミュニティ協議会の村井さんです。「小須戸地区は、直径1キロメートル以内に生活に必要な施設がぎゅっと集まっているコンパクトタウンです。」地図を片手に、JR矢代田駅やスーパーなどご案内いただき、到着した先は、小須戸まちづくりセンターです。

待っていてくれたのは、小須戸地区移住モデル推進委員会のメンバーと、新潟市立小須戸中学校の3人の生徒さんです。この3人、小学6年生のときに「小須戸に移住してくれる人がいっぱいになるといいな」と色々なアイディアを出してくれました。「そのためにはPRが大事!」ということで、今回のナビゲーター役も引き受けてくれました。

小須戸体育館、小須戸中学校、信濃川親水公園などをバスで回り、小須戸地区のコンパクト感や自然に近いことなどの魅力をPR。

小須戸地区の魅力の一つは、古くからの町屋が連なる町並み。ちょうど新潟市全域で「水と土の芸術祭」が行われていて、小須戸地区ではこの芸術祭の一環で、地域が主体的に取り組むアートプロジェクトが多数展開されていました。

そんなわけで、町屋や町並みの魅力と併せて、アート作品も一緒に見て回っていたら、

町屋ギャラリー 薩摩屋」で、小須戸のアートプロジェクト「水と油の芸術祭」を手掛けた作家 深澤さんに遭遇。「今日、これから植樹祭をやるので来てください」とお誘いをいただいたので、のちほど伺うことに。

その前に、小須戸地区にある茂林寺を見学。ここには、国宝「子育て延命地蔵尊」があります。

そして、小須戸地区に移住し、商店街の中にカフェをオープンした小林さんのもとへ。 お店の名前は「カフェ ゲオルク」です。

小須戸で子育て中の小林さん。「この地区の温かい雰囲気と、季節がハッキリしているところが魅力です。地域みんなが子育てを助けてくれます。」とお話してくださいました。

先ほどお会いしたアーティストの深澤さんがお待ちですので、植樹祭の会場へ向かいましょう。

新潟市秋葉区は市町村合併で旧新津市と旧小須戸町が一緒になって誕生した行政区です。平成17年の市町村合併からずいぶん経ちますが、あえて新津市と小須戸町の境界だったところに木を植えることで、お互いをより意識し合おう、という趣旨で開催されたこの植樹祭。

大変楽しい植樹祭で、まず、コミュニティ協議会会長のあいさつ中に、横断幕が風にあおられ倒れ、

テープカットが無事に終わったな、と思ったら、

今度は、風で横断幕が切れ、

テープで直し、記念撮影をして終了しました。思わぬハプニングに皆さん大爆笑で、植樹祭に来られていた方々とも交流でき、楽しい体験ができました。

さて、気を取り直して(?)、今度は「うららこすど」で芋ほり体験です。「うららこすど」は、野菜直売所と地元の素材を使った加工品を通じて旬の食を提供するとともに、花木直売所と国内有数の規模をもつボケ公園で、四季折々の花木の楽しみ方を紹介している施設です。市民農園&体験農園もあり、気軽に農作業を体験できる取り組みを行っているのもこの場所の魅力。

ということで、ツアー参加者の皆さんにも体験していただき、立派なお芋をたくさん収穫できました。

収穫のあとは、うららこすどの特製弁当をみんなでいただき(お味噌汁もつけていただきました)、

最後に、新津五泉不動産業協会さんと、秋葉区内の不動産について相談会を開催し、

すべての行程を終了です。

今回も皆さん全員から「満足」というお声をいただきました。中には、秋葉区に再訪くださったご家族も!参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!