スーパーは楽しい。
最近は、地場産コーナーもあったりして、地元の農家さんが作った新鮮な野菜や果物を買うことができる。
もともと新潟県は食に豊かな土地である。
その中の、新潟市秋葉区という地域は良い土壌に恵まれている。
また、秋葉区だけではなくて、五泉市や田上町や南区といった近隣の地域でも野菜や果物の栽培が盛んなため、新鮮な野菜や果物を近所で買うことができる。
特別なことは何もない。
当たり前の循環がこの地域にはある。
秋葉区の市場やスーパーを巡って食材を物色。
なんてことのない普通の定食を作りたいと思った。
調達したのは、プチヴェール・しいたけ・玉ねぎ・じゃがいも・人参・米粉・レモン・納豆・油揚・レタス・豆腐・ほうれん草・ねぎ・野草茶・梅干し、などなど。
遠い地域のものが悪いわけではないけれど、自分が生きる土地のもので健康な体を作るというのはとても自然なことなんじゃないかと思う。
新鮮な野菜は、台所を楽しくさせる。
鮮やかで艶やかな緑。
ザクザクと切る包丁がまな板に当たる音。
プチヴェールのかき揚げ。
じゅうじゅうパチパチ。
台所から美味しい音が聞こえる。
幸せは日々の食卓にあり、いつかこの地を離れたとしても必ず思い出すのは、家で食べた手作りの食事の味。
秋葉の恵みでできた「秋葉定食」。
当たり前に心を豊かにする時間。
いただきます。
ごちそうさま。
