アキハスムプロジェクトの取り組み

里山体験移住ツアー

2018/01/05 UP

『花と緑に囲まれた、笑顔咲きそろう、にぎわいのあるまち』を目指す秋葉区は、“里山と子どもが大好きなまち”でもあります。だから、遊びに、子育てに、暮らしの交流にと大活躍の秋葉区の宝・里山を大きく自慢すべく、アキハスムプロジェクトでは里山体験ツアーを企画しました。

さっそく、『自然の中での子育て体験!』を目玉に、行程を組み立て、首都圏をはじめ、各地に5組15名程度の定員でツアー参加者を募集。

おかげさまで定員を超えるお申し込みをいただき、当日、新潟駅に集合しました。

東京から3組、埼玉から1組,、福島から2組
合計6組 18名様で今回のツアーを催行。

バスの中では、新潟市のことや、秋葉区のことなどをご説明しながら秋葉区へ。はじめての方同士、はじめはちょっと緊張しつつも、だんだんと和やかな雰囲気に。

秋葉区に入り、バスはどんどん里山に向かっていきます。

Akihaマウンテンプレーパーク

到着と同時に、子どもは元気!
山道へ分け入り、まず向かったのはAkihaマウンテンプレーパーク

秋葉区は街からちょっと移動すると、こんな素敵な場所へ。
この環境の魅力を更に活かす取組みがAkihaマウンテンプレーパークの定期開催です。

プレーパークとは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした遊び場のこと。

子どもたちの好奇心を大切にして、自由にやりたいことができる遊び場を作ろうというもので、1940年(昭和15年)以降、ヨーロッパを中心に広がった遊び場です。日本各地でも400ヶ所以上のプレーパークが存在します。

自分の発想で遊ぶ。

穴を掘ったり、木に登ったり、泥んこになったり。野外での自由な「遊び」を通して得られる様々な体験や交流・感情が、子どもたちの自主性や主体性、社会性やコミュニケーション能力を育んでいきます。

プレーパークには、プレーリーダーと呼ばれる大人がいて、子どもの興味や関心を引き出すよう、声を掛けたり遊び場の環境を整えたりします。指導などは特にせず、子どもがのびのびと遊び成長できる場を見守っています。

そんなAkihaマウンテンプレーパークは、市民と行政の協働の場。里山と子どもという共に大切にしているものを活かす取組みを一緒にしています。地域の魅力は様々にありますが、市民と行政が同じ価値を大切にして共にある地域は、とても明るい場所だと思います。

体験は、NPO法人アキハロハスさんからルールを説明をしていただきはじまりました。この日,ちょうど雨が降ったりして、決してお天気がよいわけではなかったのですが、子どもたちにとっては天気の良しあしは関係ないんですね。特に遊び方の説明をしなくてもターザンロープで遊びはじめました。

火をおこして焼き芋を作ったり

トンカチやのこぎりを使って工作を始めたり、それぞれ色々な方法で遊んでいました。

Akiha森のようちえんの園長 原さんに,熱心にお話を聞く参加者さんもいらっしゃいました。

あっという間に出発の時間になってしまいましたが、皆さん熱中して遊びをやめてくれません。
大人にとっても自然に触れて遊ぶ体験は、様々な感覚が刺激されて、とても楽しいもの。子どもには尚の事で、本当に夢中になって遊びます。子育てと自然環境の相性の良さをあらためて感じた時間でした。

でも、もう出発です。記念撮影をして終了となりました。

エコまる村

次の向かった先は、今回の宿泊場所。朝日地内にある古民家「エコまる村」です。
UX新潟テレビ21「Team ECO」さんにご協力いただき、使わせていただきました。

とても立派な古民家に気分も盛り上がります。
ここで参加者さん同士の自己紹介。ご家族ごとの部屋割りを発表し、チェックインしていただきました。

古民家のリノベーション

エコまる村のお隣では、Akiha森のようちえんの園長 原さんが古民家をリノベーション中。今回特別に見せていただきました。とても広い空間に驚きながら、自然の中で子育てをする魅力について、お話をお聞きしました。

地方への移住。その大きな魅力のひとつに、のびのびとした住空間が実現しやすいという点があります。
子育てのこと、暮らしのことを大切に考える中で、広々した住空間はもちろん、自然の囲まれた豊かな環境を求めるのは、選択肢のひとつとして、とても自然な事のように思えます。

どこに住むかは、働くこと、育てることなど、人生を考えることに繋がる大きなことですが、その時に、暮らしへの選択肢が多い事はとても恵まれた事かもしれません。原さんの大きな古民家を見て、皆さんそれぞれに感じたものがあったようでした。

夕食・交流会

お風呂は、近くの温泉施設「小須戸温泉健康センター 花の湯館」でのんびりと。お風呂の後は、エコまる村に戻ってお待ちかねの夕食です。新潟の食材をふんだんに使ったお料理を特別につくってくださったのは、新潟市中央区万代にある、子育て世代に大人気のレストラン「ピアット・ジョルニ」さん。出張してエコまる村の台所で出来立てを提供してくださいました。

お腹もすいて、早く食べたいところをグッと我慢して頂きながら、今回のツアーでは秋葉区の素敵な人たちとのつながりも作っていただきたく、タカツカ農園の高塚さんご家族、Taneruの今道さんご家族、そして秋葉区の魅力にひかれ最近秋葉区に引っ越してこられた斎藤さんご家族から自己紹介をしていただきました。

そうしてお待ちかねの夕食の時間。
新潟ならではものを含めて沢山お料理をご用意していただきました。

食のことは、生活の基盤を支えるとても大切なこと。美味しい料理は作る人の愛情と美味しい食材から生まれます。新潟は豊かな自然環境がそのまま食の素晴らしさに結びついてる土地。その食はその土地に住む人を支えています。

ご飯を食べながら、参加者の皆さんは、秋葉区の3家族のお話を熱心に聞いていらっしゃいました。

そんな大人たちをよそに、子どもたちはよほど「エコまる村」の雰囲気が気に入ったようで、秋葉区の家族のお子さんたちもまざって、ランタンを持って探検をしたり、長い廊下を走ったり、みんなで仲良く大騒ぎ。

興奮さめやらぬお子さんたちに寝る準備をしてもらい、大人たちは隣の蔵で「大人の交流会」開催。

「大人の交流会」では、首都圏での子育ての悩みや、今回のツアーに参加したきっかけ、秋葉区で暮らすことの魅力など、夜遅くまで皆さん熱心にお話されてました。

古津八幡山遺跡

2日目。朝からとても良いお天気に恵まれました。
交流会が夜遅くまであったのに、皆さん朝6時にはお出かけできる体制に。

子どもたちも朝からツリーハウスに登ったりと、とても元気。

向かった先は古津八幡山遺跡です。

秋葉区は縄文・弥生・古墳時代の遺跡、史跡が多く残っています。
それだけ古くから多くの人びとが暮らしてきた住みやすい土地。
明治時代には全国有数の石油産出地でした。その事が鉄道網の整備に繋がり、中央区以外では唯一JR路線が3路線も乗り入れる交通インフラに恵まれた地域になっています。
そんな秋葉区の歴史を感じるお散歩です。

この朝のお散歩は希望制でしたが全員が参加。皆さんで古墳を目指します。

まもなく2歳になるお子さんも、周りのフォローもあって気持ちのよいお散歩に。

子どもたちは復元した竪穴式住居よりも栗やドングリに夢中で、歩きながら「これは食べられるの?」といろんな植物に興味津々。

朝のお散歩。秋葉区の歴史を感じながら、思いのほかいい運動になりました。
朝ごはんが楽しみです。

朝食

釜で炊いた美味しいご飯や豚汁、秋葉区の果物などなど、朝ご飯もおかわりしながら食べていたら、

エコまる村のある朝日の町内会長さんが挨拶に来てくださいました。

「朝日地区は自然が近く、それでいて災害もない場所。子育てにはもってこいの安心安全な場所です。ぜひお越しください」と、素敵なPRをしてくださいました。

名残惜しいですが「エコまる村」をあとにし、「Akiha森のようちえん」へ。

Akiha森のようちえん

今回のツアーで大活躍の原園長からフィールド案内や、森のようちえんのお話をしていただきました。

森のようちえんは北欧で発祥した自然環境を活用した幼児教育や子育て支援活動。Akiha森のようちえんでは、秋葉区の公園、湖、滝、川、里山をまるごと生かしたものとなっていて、基本的に、子どもたちが自由に遊ぶ時間で1日が構成されています。 周辺には、それぞれ異なる環境の約10ヶ所のフィールドがあり、日によって違うところへ散歩に行きます。

自分で挑戦する心をはぐくむためには、自然の中での自由遊びがとても役立ちます。新潟は四季の違いもはっきりしており、夏には蛍が姿を現し、冬には雪遊びも楽しむことが出来ます。大自然に触れることで五感が研ぎ澄まされ、子どもたちが感情の表し方を学び、他人も自分も尊重することに繋がっています。

皆さん、いつまでも「森のようちえん」にいたそうでしたが、楽しい時間はあっという間にすぎていきます。

Taneru/C57(シゴナナ)

里山をあとにして向かったのは前日に交流会でお話を伺った今道さんのお店「Taneru」。

お店のコンセプトや、秋葉区に出店した経緯などをお話いただきました。
今道さんは、山形県小国町出身で、高校卒業後、上京。代官山、恵比寿でサロンワークを行っていました。28歳の時、奥さんと共に東京自由が丘にタネルをオープン。2016年、より自然豊かな環境を求めて秋葉区に2号店をオープンされました。

結婚後、何度となく奥さんの実家である秋葉区に帰省するたびに、秋葉区の豊かな自然と居心地のよさに惹かれていったという今道さん。秋葉区は自然が豊かなだけでなく、東京へのアクセスが抜群に良かった事も、都内と新潟の仕事場を行き来するにはとても良かったと言います。

そして、移住を決める上で大きかったのは、新潟で魅力的な活動をしている大人の方たちと出会えたこと。今道さんのお子さんもAkiha森のようちえんに通っています。原園長をはじめ、秋葉区には地元への愛情とプライドをしっかりと持って、地域を活性化させようと動いている大人がたくさんいると感じられたようです。子どもは親や周りの大人を見て育ちます。そのとき、魅力的な大人が多い秋葉区で暮らすことは家族にとって一番の選択だった、ととても共感できるお話をしてくださいました。

大人が「Taneru」でお買い物をしている中、子どもたちは、お隣「C57(シゴナナ)」で大はしゃぎ。

限られたお小遣いをいかに効率よく使ったかをお互い自慢しあいながら、楽しげに時間を過ごしていました。

AKIHA COFFEE Hub – We’re SPiCA/不動産情報交換会

さて、ツアーもいよいよ終盤。歩いて向かった最後の目的地は新津駅前の「AKIHA COFFEE Hub – We’re SPiCA」さん。以前は雑貨屋さんだった店長の吉田さん。「ファイヤーキング」のカップは10年以上かけて集めたとても貴重なコレクションで、このカップで美味しいコーヒーを出すという夢をかなえたとても素敵なお店です。

こちらでは、新津五泉不動産協会の方々にご協力いただき、秋葉区の不動産情報を具体的にお話していただきました。吉田店長も秋葉区の魅力をPRしてくださり、美味しいコーヒーとおやつと共に和やかな時間になりました。

ということで、あっという間の2日間。
お子さんも含めて『とても満足した』『今後も新潟市の情報が欲しい』『今すぐ移住ではないけど、秋葉区を候補地に考えたい』など、とても嬉しいお声を頂きました。

現在、全国の自治体が移住促進に向けた取組みを行っています。このようなツアーも多くあるなか、今回、秋葉区を選んで参加して下さった方々に、少しでもこの場所の魅力をお伝えできたのであれば、その事が繋げていく未来があるように感じました。参加してくださった皆さんありがとうございました!